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外資系企業での転職活動|英語面接前の準備3ステップ〜①企業研究のやり方〜


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こんにちは、葉山のペリです! 私は外資系に20年勤めていますが、転職を3度経験しました。英語面接に備えて準備をどう行ったらいいかをお伝えします。この記事では面接に向けて最初に行う企業研究のやり方です

面接の準備は何もしないという頭のいい人がたまにいますが、ほとんどの人は内定を勝ち取るために面接前の準備は必須だと思います。準備をする事によってその頭のいい人たちと戦えるようになります。

準備をしっかりして転職活動で勝利を勝ち取りましょう

 

 

ぺりぺり
ぺりぺり

英語面接何度やっても緊張します。準備をしっかりして自分が喋れると自信を持って臨めば気持ちが楽になりますし、

 

 

コアラ
コアラ
私はインテリ系なので特に面接前の準備はせず、面接をコミュニケーション・会話の場と捉えて流れに任せます。準備するにせよ、面接は人と人との対話であることを忘れずに。台本を読むだけにならないように注意が必要です。会話自体をなるべく楽しみましょう。

英語面接の準備 全体流れ

下記が英語面接の準備の3ステップになります。

1 企業研究 ー annual report等を読みノートに書き込む

2 英語面接のシナリオ用意

3 英語面接練習

今回の記事は、1の企業研究についてお伝えします。2、3については長くなるので別の記事を読んでくださいね!

 

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[blogcard url=”https://pelican-diary.com/interviewpractice/694/”]

企業研究 ー annual report等を読みメモする

面接の準備としてまずはじめに企業研究をします。面接を受けると決める時に会社のホームページ等を見て調べ面接を受けるかどうか判断しますが、実際の面接前にはより深い知識を習得する必要があります。知識を得るために企業研究は欠かせません。

習得した知識、情報をノートに記載し面接に役立てます。

なぜ面接前に深い知識を習得するべきか

転職では面接を受けてから内定が出て入社すると決めるまで非常に短い時間で結論を出さないといけません。事前情報を最初から持っておくこと、短い時間で後悔のない決断をする助けになります。

転職は例えると、お付き合い期間のないお見合い結婚のようなものです。面接がお見合いで、お見合いの後にはすぐ結婚をするか、しないか決めないといけません。

であれば、お見合いの前に相手のことを出来るだけ調べす。SNSなどありとあらゆる情報源を駆使して相手を調べて、そしてお見合いに臨みます。

本当のお見合いであればお見合いの後にお付き合い期間があって、その間に相手のことをよく知れる期間があります。

転職もお付き合い期間があったらいいなといつも思います。

残念ながら転職するとすぐ来てくれと言われます。時間がないです

相手の事前情報を出来るだけ頭に入れて、面接で不明点を残さず聞き後悔のない決断・転職を目指しましょう。

何をどう調べる?

企業研究の情報源は会社のホームページや、上場企業であればAnnual report(年次報告書)、LinkedIn, 企業口コミサイト等になります。

もしも面接を受ける企業に知り合いがいる場合は、一番良質の情報源になります。ただ事前に情報を集めておいて、面接がうまくいかなかった場合少し気まずくなりますよね。

知り合いがいる場合は、内定獲得後その会社に本当に入るか決心をつける助けを得るために、話したほうがいいと思います。

企業研究の際に押さえておきたい情報は、以下になります。

  • 企業のミッション、ビジョン、バリュー(企業のカルチャー)
  • 企業の創業からの歴史
  • 企業の製品バリューチェーン(製造から販売までの経路)
  • 企業の財務情報
  • 企業が抱えている経営課題
  • 財務情報以外の情報

企業のミッション、ビジョン、バリュー

ミッション、ビジョン、バリューをみると、その会社の文化や、経営方針がわかります。どんなことを目標にしていて、何を大切にしているのかがわかります。

経営陣が目指している目標、大切にしたいものに共感できなければ、その会社への転職はやめておいたほうがいいです

経営学者のピーター・F・ドラッカーもミッション、ビジョン、バリューの重要性を提唱しています。

簡単にそれぞれ見ていきましょう。

ミッション(Whyなぜその会社が存在するのか。会社の経営理念。変わらず光続けるもので北極星のような指針。

ビジョン(What何を会社が目指すのか。ミッションが実現した後のなりたい姿、理想の姿。

バリュー(Howどのように目指すのか。行動指針。ミッション、バリューを実現するために何を大切にして行動するか。

ミッション、ビジョン、バリューについて不明点がある場合、面接で聞きましょう。良い質問のネタにもなると思います。

企業の創業からの歴史

企業の創業からの歴史を知りましょう。会社の性質が見えてきます。

外資系企業ですと、どこの国で、誰によって設立されたのか、上場に至った経緯、買収統合を繰り返しいるのであれば統合先や統合元企業も調べましょう。

統合をしているのであれば、複数のカルチャーが融合してその会社の文化ができているんだなと想像できますし、面接の際にも、現在統合によってどんな影響が出ているのか、その結果カルチャーはどうなったのか、などを聞くことができます。

企業の製品、バリューチェーン(製造から販売までの経路)

企業の製品バリューチェーンを知ることで自分が関わる仕事が想像しやすくなります。

最終製品が物なのか、サービスなのか。どんなブランドを売っているのか。お客さんは誰なのか。そして企業のバリューチェーンはどう繋がっているのか。これらを理解しましょう。

バリューチェーンとは企業が製品を生み出してから市場に流通させ販売に至るまでの価値の連鎖です

それを知ることによって、どのようなタイプの仕事が発生するのか想像できます。

例えば製品を日本国内で製造、販売している企業と、製品をアメリカ本社で作って日本は輸入してきた製品を売るだけの企業とでは日本の会社で発生する仕事が大きく違ってきます。

自分が工場の製造工程に関わりたい、在庫の管理をするようなところに行きたいと思っているのであれば、日本に工場があるところを選ばないといけません。

私自身は、製造業が好きなので日本に工場がある企業を毎回選ぶようにしています。

私の仕事はファイナンスなので直接何かを製造するわけではないのですが、やっぱりものを作っている企業はいいです。工場を見るとワクワクします。

そして在庫があることによって、ファイナンスで重要視するべき指標なども変わってくるので、どの部署にいてもバリューチェーンはその部署の仕事内容に影響を及ぼします。

自分のやりたいこととマッチした製品やバリューチェーンがある企業を見つけましょう。

企業の財務情報

結婚相手を決める時は相手の財務状況気になります。借金抱えているのを知らないで、結婚後一緒に借金返済生活に入るなんて絶対嫌です。

転職の際も財務状況を知りたいですよね。

上場企業でなければ断片的な情報しか取得できないと思いますが、最低限、売上規模や、成長率、資本金の大きさなど、転職サイトに載っている場合があります。

上場企業であればAnnual reportを見れば色々な情報がわかります。企業の四半期報告書もあわせてみておきましょう。難しくて無理であれば、Yahoo finance等のサイトで財務サマリーが載っていますので参照します。

財務諸表のセクションを見に行きましょう。見るべき項目としては以下です。細かい項目は複雑なのでまた違う記事で解説します

損益計算書(PL)から 年間の売上・利益・利益率を見る

→大きい会社なのか、小規模なのか日本やアジアでの売上はどの程度なのか。利益がちゃんと出せているか、ざっくり見る。

貸借対照表(BS)から経営の健全性を見る

→利益が出てても、返せないほどの借金を抱えていませんか?倒産しませんよね?を見に行く。

Cash flow statementから会社の現金の動きを見る

→ちゃんと現金回っていますか?本業からお金を生み出していますか?資金繰り大丈夫ですか?無駄遣いしてませんか?を見に行く。

最初は難しいと思いますがトライしてください。財務諸表の見方は難しいのでこれも別記事で解説しているので是非みてください!

[blogcard url=”https://pelican-diary.com/pl/743/”]

企業が抱えている経営課題

企業が抱えている経営課題を知ることによって、自分がどのようにその課題を克服するために貢献できるのか考えます。

Annualレポートにはその企業が抱えている経営課題が載っています。レポートの冒頭に文章ありますのでそれを読むと大体直近の課題が書いてあります。

例えば財務状況が健全でない赤字の会社は、なぜ赤字が続いているのかや、どの様に課題を克服していくのかのプランが書かれています。

経営課題を知ることによって、自分が会社に入ったら、その課題を克服するためにどう貢献できるのか考えられます。面接の自己アピールの中に織り込みましょう。

日本の支社で抱えている課題がAnnualレポートでわからなければ面接時に聞いてましょう。

「Annualレポートを見た際にこのような課題があることを拝見したが、日本における経営課題は何ですか」と質問しましょう。そうすれば、良く企業研究をしているアピールにもなります。

財務情報以外の情報

財務情報以外に以下のような情報があるとその会社をよりよく知れます。

  • 企業の本社はどこで、アジアではどこが拠点なのか。
  • 企業が進出している国。力を入れている国はどこか。
  • 日本の位置付け。日本は重要な国なのか。注目されているのか。
  • マーケットシェアはどれくらいなのか(売上ナンバーワン?)
  • 従業員は何人いるのか。日本ではどれくらい?
  • 最近その企業関連で話題になっているニュース。

このような情報を取得しておきましょう。不明な箇所は面接で聞きましょう。

習得した情報をノートに書き出す

企業研究のリサーチ結果をノートに書き出しましょう。面接の準備の際にも使えますし、面接の前に読み返してその会社のことを復習するときにも使います。

面接で「あなたが弊社について知っていることを3つあげてください」という質問は頻繁に聞かれます。そのときに何も答えられない人は確実にその時点で面接終了です。

企業研究をした結果をノートに書き出しましょう。

ノートをまとめる時の私のおすすめのソフトウエアはマイクロソフトの One Noteです。コピペも簡単にでき、ホームページやAnnualレポートのスクリーンショットを貼り付けて自分の言葉を添えるのに、とっても便利なソフトです。

まとめ

以上、英語面接の準備で企業研究についてお伝えしました。

調べる項目としては下記で、しっかりノートにまとめましょう。

  • 企業のミッション、ビジョン、バリュー
  • 企業の創業からの歴史
  • 企業の製品、バリューチェーン(製造から販売までの経路)
  • 企業の財務情報
  • 企業が抱えている経営課題
  • 財務情報以外の情報

転職活動は人生の岐路です。反省はしても後悔はしない転職にしたいものです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

ぺりでした!

 

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ABOUT ME
ぺり
葉山のぺり しつこい力💪で働く女性の稼ぐ力・お金の力を引き上げるブログ運営 *米国大学院卒業後、米国上場企業で20年のキャリアを積む *激務と人間関係に疲れ果て脱サラ *Webデザイナーになるべく学校に通い、地元葉山でビジネス立ち上げに挑戦中 *しつこい力💪とキャリアを活かし勉強ブログ運営。一緒に勉強しましょう! *TOEIC 920点、米国公認会計士(USCPA)合格、公認内部監査人(CIA)ホルダーです。
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