葉山在住のぺりぺりです。私は資格試験勉強が好きです。資格に合格して達成感を得るのが大好きです。今までの努力が報われて、苦しみから解放されるその瞬間、何物にも変え難い喜びの瞬間です。
しかし合格で満足してはダメです。合格してからが勝負の本番です。
資格試験への投資額を回収するため、それ以上に益を出すため、その知識を使い倒しましょう。資格コレクターで終わってはダメです。
この記事では、特に簿記3級に焦点を当てて、投資額の回収の秘訣を深掘りします。
簿記3級に投じる投資額
簿記3級にかかる投資金額は1万円程度、投資時間は100時間ほどです。時給2000円で計算すると20万円です。この合計21万円の投資額をを回収しましょう。
簿記は全てのビジネスで使われている共通言語です。大きな大企業も小さなカフェでも簿記を使い会社の決算書、財務諸表を作っています。簿記は会社におけるお金の流れを記録するためのツールです。
簿記試験は簿記についての知識が試され、その中でも簿記3級は入門編で、基礎知識を習得する為には絶好の資格といえます。
簿記3級を取得できると、一般的な財務諸表が読めるようになります。その知識は21万円の投資額をすぐにでも回収できるパワーがあります。
簿記3級 投資額の回収方法
簿記3級の投資額回収方法は以下です。
- 自分の財務状況を把握する。損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)を作成し財務状況を改善する。目標を作り達成する。
- 勤めている会社の財務諸表を読み込む。自分の関わっているプロジェクトのPLを作ってみる。
- 転職する会社の財務諸表を分析してみる。
- 副業を始めてみる。
順番に見ていきます。
自分の財務状況を把握する。損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)を作成し財務状況を改善する。目標を作り達成する。
簿記3級に合格できれば、財務諸表を作成することができるようになります。会社だけではなく、自分の財務状況を把握するために、損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)を作って現在の資産状況を把握し、改善することができます。
PLでは1年間での売り上げがいくらで、費用はいくらで、いくらの利益が稼げたかを見れます。
BSでは現在ある資産、負債はいくらあるのかが把握できます。
売り上げはサラリーマンであればお給料、費用は生活費、買い物代、税金などです。
資産は通常の家庭であれば銀行貯蓄額、株などの証券資産、持ち家などです。負債は住宅ローンなどです。
簿記3級を勉強すれば、自分のPL・BSが作成できるようになり、自分の今の資産の状況が確認でき、将来の目標が建てられるようになります。
具体的には直近3年間くらいのPLを作ってそれらを比較して分析してみましょう。そうすると自分の収入の推移、費用は何にどれくらい使っているのか、いくら手元に残ったのかが把握できます。
その結果BSの変化が3年分見えてきます。現金残高や株式投資などの資産額が増えているのか、ローンの支払いが減っているなどがわかってきます。
その上で固定費の見直しを行なって、費用を削れば簿記にかかった21万円などすぐに回収できます。月2万くらいの見直しで1年で元は取れます。
勤めている会社の財務諸表を読み込んでみる。自分の関わっているプロジェクトのPLを作ってみる。
自分の今勤めている会社の財務諸表を分析してみましょう。そして自分の関わっているプロジェクトなどのPLを作ってみて果たして担当プロジェクトは利益を産んでいるのか、価値があるものなのか客観的に捉えてみましょう。
会社の財務諸表を読み込む
分析することは、何かの数字と比較することです。その会社の過去の年度と比べて成長しているのか、改善しているのか、そして同業他社と比べての業績はどうなのかをPLとBSで分析してみます。
この会社は儲かっているのか、他の競合他社と比べてイケているのか、どこにお金を使って何を伸ばそうとしているのか、将来倒産する可能性はないのかを、財務諸表を見て紐解けます。
自分が関わっているプロジェクトのPLを作ってみる。
もっと身近なところで、自分が関わっているプロジェクトや部署での活動のPLを作ってみましょう。
マーケティングの人であれば、自分の提案しようとしているキャンペーンでいくらの売り上げが狙え、経費がいくらかかり、儲けはいくらなのかPLを作ることによって明らかになります。
営業ならば自分の売り上げ、経費はいくらで、儲けがいくら残るのか。それが他の人に比べてどうなのかを分析しましょう。
会社は機密情報も多いのでPLを作るときは、会社全体の原価率などを参考に仮値を入れて計算すればいいでしょう。
それらのPLを分析することによって、どうやれば自分は会社の儲けにもっと貢献ができるかというアイデアがたくさん生まれてくることでしょう。
結果会社からの評価が上がります
簿記3級を取ると、勤めている会社の利益に貢献するための活動を提案することができます。そのような人材は何も考えずに単に営業で売り上げを上げ、経費をたくさん使っている人よりも確実に評価をされます。
簿記3級を取ったからといって、今すぐお給料が上がるというケースは稀だと思いますが、このような会社での活動を続けていけば、21万円の投資額はすぐに回収できるような人材になります。元は簡単に取り返せます。
転職する会社の財務諸表を分析してみる。
転職では簿記の知識を使って財務的に安定している会社が見抜けるようになります。(ただし転職候補の会社が上場企業で財務諸表が開示されていればの話です)
外見は派手でかっこいい企業でも、お金を使いまくっていて利益は赤字、現金も底をついているような沈没しかけている企業に入るリスクを減らせます。
財務的に安定している会社では、給与アップの可能性も大きくなります。なるべく転職時に給与アップを狙いましょう。
副業を始めてみる
簿記の知識を使って副業をしてみましょう。自分のビジネスを持つことで簿記3級の知識はフル活用できます。
確定申告をしないといけなくなりますので、副業の実務で簿記3級はめちゃくちゃ役立ちます。非常に面倒くさいですが、その面倒臭さを更なる学びの場に変えましょう。
さらに簿記3級で得た知識を、副業で得た利益を財務諸表で分析し、改善を図る活動ができるようになります。
副業は簿記3級を活用する絶好な場です。
おすすめ勉強方法
簿記3級を勉強するのであれば、通信教育がおすすめです。特にクレアール簿記検定コースが良いです。
簿記3級はそこまで難しい資格ではありませんが、独学はおすすめしません。初めての人はつまづきやすいです。専門用語や特殊な考え方があり、初心者では脱落者が増える、余計なところで迷ってしまいます。
通信教育は最短の合格へのカリキュラムが研究されていて、生徒を途中で諦めさせない仕掛けがふんだんに用意されています。
クレアールは、コスパが非常に高いです。簿記3級コースは通常価格は16000円のようですが、キャンペーンをやっていて1万円前後で受けられる時が多いです。
優秀な講師も揃っていて、講座も充実しています。
クレアール以外にも資格のTACなど有名どころを選んでおけば間違い無いと思います。
まとめ
以上、簿記3級具体的活用方法|短期間で投資額を取り戻す秘訣についてでした。
簿記3級取得には自分の勉強時間と合わせて21万円ほどの投資額がかかります。この額を回収し、それ以上に益を伸ばしていきましょう。
方法としては以下です。
- 自分の財務状況を把握する。損益計算書(PL)と貸借対照表(BS)を作成し財務状況を改善する。目標を作り達成する。
- 勤めている会社の財務諸表を分析してみる。自分の関わっているプロジェクトのPLを作ってみる。
- 転職する会社の財務諸表を分析してみる。
- 副業を始めてみる。
しつこい力💪は人生を切り開く。資格試験をうまく利用して自分の知識レベルを上げていき、より良い人生にしましょう。
ぺりぺりでした!