葉山のぺりです。20年以上外資系企業に勤め、TOEICは2010年に920点でしたが毎日の勉強で今はもう少し上がっていると思います!
英語の勉強は出来て、旅行先での会話はなんとかなるけれども、実際のビジネスの場で使うことに苦労されている人は多いのではないでしょうか。英語をビジネスで使えるようになるには英語の知識だけではなく、覚悟が必要です。
今回の記事では、最初電話会議で何を言っているか分からず落ち込んでいた私が実践したことについてお伝えします。
今でも英語に苦労することはありますが、開き直ってビジネス英語を使えるようになりました。
ビジネスの現場での英語
ビジネス英語は大体の場面で日常会話よりも難しくないです。理由は会社や部署によって、よく使う言葉が決まっているからです。
専門用語を覚えてしまえばそれらの言葉の範囲でのやり取りが続くので、何を言っているのか理解しやすいですし、自分でも喋りやすいです。相手も発音が悪くても理解してくれやすくなります。
私はファイナンスの部署で働いていますがよく出てくる会計用語や、数字が言えれば大体伝わります。
一方日常会話は話題の幅がとてつもなく広いです。それらの言葉を全部覚えるのは非常に難しいです。
自分も会議の内容はわかるけど、冒頭で行われるアメリカ人との雑談にはついて行けない場面が多々あります。
ビジネス会話は比較的ハードルが低いと言えます。
(注意:専門用語を使える前提です。専門用語を覚えること自体は時間がかかります)
ビジネスの場で英語が使える為にやるべき事
ビジネスで英語が使えるためにやるべき事は以下の4つです。
1 恥ずかしさを捨てる(切羽詰まった状況にする)
2 伝えたいと真剣に思う(一生懸命伝える)
3 恥をかく (何くそ精神を培う)
4 毎回英語会議で発言する(ハードルを低くする)
恥ずかしさを捨てる(切羽詰まった状況にする)
まずは恥ずかしいと思う気持ちを捨てましょう。恥ずかしさは言語学習にとって最大の壁です。
恥ずかしさは様々な要因から溢れてきます。
- 間違ったら恥ずかしい。文法、発音間違ったら怖い。
- 相手になんと思われるか、馬鹿にされるのではないか怖い。
- 周りの人が英語がうますぎて自分の下手な英語を披露するのが恥ずかしい。
- こんなことも分かってないのか、と思われるのが怖く、発言できない。
上記の思いは、外国語学習をやっている人は誰でも経験したことがあると思います。
しかし!恥ずかしさを捨てなければ、決してビジネスの現場で英語が喋れるようにはならないでしょう。
開き直ることが大切です。
とは言っても、恥ずかしさを捨てることは容易ではないです。
そこで、恥ずかしさを捨てざる負えない、切羽詰まる状況に自分を持っていくこと、自分を追い詰めることが大切です。
私の場合は外資系企業に入り、英語が話せないと首になる、という切羽詰まった状況の中で、恥ずかしさを捨てられました。
決して上手くない、間違いだらけの英語ですが、意味さえ通じさえすればいいのだ、と自分を捨てて、英語に取り組みました。
他の方法として、オンライン英語スクールで日本語の喋れない先生を選択すれば、英語を喋らざるおえない状況に自分をもっていけます。
恥ずかしさを捨てて、どうとでもなれ!というマインドセットで英語に取り組みましょう。
↓英語のオンラインレッスンについての記事は下記です。参考にしてください。
[blogcard url=”https://pelican-diary.com/onlineenglish/346/”]
伝えたいと真剣に思う(一生懸命伝える)
真剣な思いは相手に通じます。時間が多少かかっても理解しようとくれます。コミュニケーションは常に相手がいます。真剣な相手には真剣に対応してくれます。
電話会議などをする場合、会社や部署にもよりますが、毎回同じようなメンバーと会話することが多いと思います。
一度顔見知りになると、相手も自分を他人と思わず、助けてくれるようになるはずです。
私も何度も相手の方の好意に助けられました。自分がわかってないことを察し、フォローアップのコールを個人的にやってくれたり、メールでサポートしてくれたりしました。
真剣に相手と接して、身振り手振りでも言いたいことを伝え切りましょう。誰か助けてくれる人が出てきます。
恥をかく (何くそ精神を培う)
恥をいっぱいかきましょう。そうすれば、悔しい思いが湧いてきて、くそ〜〜〜、次は絶対に同じ思いをしないように、トレーニングしなくては!!と、燃えるのです。
私も何度も恥ずかしい思いをしました。
大きな会議中に質問をして手を挙げて、自分の英語が通じなくて、何度も言い直しても理解させられず、他の人が助け舟を出してくれてやっと通じたということが何度もありました。
偉い人や自分のボスも周りに居て、恥ずかしいやら、情けないやら、悔しいやら、で本当に自分が不甲斐なかったです。
今思えば、そのような恥ずかしい思いを繰り返し、勉強に励みましたし、強くなりました。
恥はいっぱいかきましょう。
毎回英語会議で発言する(ハードルを低くする)
会議では毎回発言をすることが大切です。自分は英語が下手だとか、自分の意見は言うに足らないと思ってはいけません。とにかく会議では毎回1回は発言します。
そして発言はなるべく一番最初にしましょう。他の人に発言を先にされてしまうと、自分が言おうと思っていた内容と被ってしまったり、会議終了時間が迫ってきて発言を遠慮してしまったりするからです。
発言をする事によって、会議の主催者や周りの人に、”ペリさんはいつも発言をする人”、と認知されます。そして誰もあなたが発言する事に注目しなくなります。
「あ、また、この人か〜」となればこちらのものです。
英語が下手でもいいのです。意見が平凡でもいいのです。
There is no such thing as a stupid question. 馬鹿な質問、コメントなどはどこにもないのです。
会議でよく発言している人のコメントをよく聞いて見てください。大したことは言っていません。誰でも考えそうなことを言っています。内容は特別でなくていいのです。
そして、英語が下手であってもいいのです。
私の会社には毎回絶対発言する人がいます。その人の英語は決して上手ではないですが、彼は繰り返し発言します。自分が理解するまで質問を続けます。そしてそのような人は高く評価されます。
会議の時間をオーバーしてしまうから、質問は控えようなどと遠慮しているのは日本人だけです。
積極的に手をあげて、できれば一番最初に発言しましょう。
まとめ
外資系の会社に20年以上勤めてきた私が、英語がビジネスの場で使えるように実践して来たことをお伝えしました。
以下の4つが実践した事項です。
1 恥ずかしさを捨てる(切羽詰まった状況にする)
2 伝えたいと真剣に思う(一生懸命伝える)
3 恥をかく (何くそ精神を培う)
4 毎回英語会議で発言する(ハードルを低くする)
英語は心構えを変えるだけで劇的に変化を遂げます。
ずっと自分の殻の中に閉じこもっていては、いくら英語を自分の中にインプットしてもアウトプットできません。アウトプットできないと喋ることはできません。
恥ずかしさを捨てる、が一番大切です。みんなで開き直りましょう!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
ぺりでした!