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CIA<Certified Internal Auditor>|CPE(継続教育制度)の実態 資格継続する価値ある?ない?

葉山在住のぺりぺりです。

私は2021年CIA(公認内部監査人)の資格試験にチャレンジし9ヶ月で合格しました。CIAはCPE(Continuing Professional Education・継続教育制度)があり、合格して終わりではなく、合格後も勉強を続けないと資格喪失します

CPEには大体20時間くらいの勉強時間と5万円ほどのお金がかかります。

私は昨年初めてのCPE更新を迎えましたが、今年続けるかどうか迷っています。客観的に判断すると更新はしない方がいいと思っています。

この記事ではCIAのCPE制度を深掘りしていきます。

 

ぺりぺり
ぺりぺり
CIAは合格して終わりではなく、その後も継続して勉強しないと資格をとりあげられてしまいます。良い制度だとは思いますが、CPEのクレジット取るのはそれなりに大変です。

 

コアラ
コアラ
資格試験はUS CPA(米国公認会計士)を30年前くらいに取りましたが、監査法人に勤めていた時はCPEクレジットを取りライセンス更新をしていましたが、事業会社に入り更新をやめました。後悔は全くしてません。私にとっては不要でした。資格を持っているより実務で知識を役立てている事実の方が重要です。

CIAのCPE制度

アメリカの資格試験であるCIAは、CPE:継続教育制度があり資格を取得した翌年から毎年12月31日までCPEクレジットを稼ぎ、IIAに資格更新を申し出る必要があります。

資格試験は合格後どんどん記憶が薄れて知識が失われていきますし、新しい制度も出来るのでCPEの制度はとても良い制度だと思いますが、一方資格ホルダーには非常に大きな負担です。時間とお金がかかります。

必要クレジット数

内部監査実務に従事している場合は40CPEクレジット、従事していない場合は20CPEクレジットが必要です。

1クジレット50分ほどの学習時間です。

1クレジット=1時間位と覚えておけば良いでしょう。自分は内部監査業務には従事していないので20クレジット、つまり20時間くらいの学習をしました。

働きながら行ったら、結構な負担です。休日軽く潰れます。

更新に必要なお金

そしてお金もかかります。CPEは色々な方法でクレジットを稼げますが、私は学校を選びました。何故ならCPEをやらないといけないと分かったのがすでに9月ごろで時間がなかったためです。

TACが代理店をやっている、Becker CPEコースを受講して35,000円かかりました。更にIIAの登録料に15,000円かかり、合計で5万円かかりました。

ちなみに15,000円はIIAの会員ではない場合です。また2024年の7月から料金が値上げになり18,000円になるようです。痛すぎます!

IIAの会員であれば4,500円程度で新料金制度でも更新ができるそうです。毎年更新するのであれば、IIAの個人会員になるのが良さそうですね。ただしIIA 年会費は2万円になります。

会員になると良い所がもう一つ、月間監査研究の学習プログラム制度が使えます

IIAが発行している「月間監査研究」を読んで簡単な問題に答えるだけでCPEクレジットが稼げます。1ヶ月分の購読、問題に答えるだけで2クレジット取得でき、上限は20クレジットまでCPEクレジットをもらえます。

簡単な質問の答えには、これが正解というものはないらしく、とりあえず送ればその後何も言われる事はなくクレジットがもらえると誰かが呟いていました。(本当か嘘かは分かりません)

 

私の場合_CPEを行った感想

私にとっては初めてのCPEの更新でしたが、科目や教材を選べば良い勉強の時間になると思いました

CPEは幅広い教材から選べます。内部監査以外の項目でもクレジットとして認定されます。ファイナンスや、アカウンティング、ビジネスの領域から様々な科目を選んで学習ができます。

私はアメリカの教材を選んだので、英語での受講になりました。バリバリのアメリカ人が早い英語でオンライン授業を受けられます。英語での字幕が出てきますので半分私は英語の勉強だと思って勉強していました。

CPEは勉強の素材を厳選して選べば、自分の良い勉強の時間にすることができます

CIA資格継続する?しない?

私の場合は資格更新はしない方がいいのだと思います

私は内部監査に従事しない人間で、これからも内部監査一本で生きていくつもりはないので、資格更新は時間とお金の投資に合わないと思っています。

今年は更新すると思いますが、来年は分かりません。うーーーん、あの資格取得で苦しんだ日々を考えると、更新しようかなと思ってしまいますが、これぞサンクコストの考え方ができていない証拠です

サンクコストとは過去に投じた時間やお金は今の行動・投資の判断を決めるためには忘れないといけないという考え方です。過去にCIAに投じたお金、時間は今後資格を継続するための判断には使ってはいけないです。

であれば、資格継続すべきではないのは自分の場合明白です。

ただ、そんなに簡単じゃないんです〜。

まとめ

以上、CIA<Certified Internal Auditor>|CPE(継続教育制度)の実態 資格継続する価値ある?ない?でした。

CIAは一旦取ったら終わりではなく、今後も毎年一度資格保持のために登録料と、CPEクレジット獲得のために学校のお金や勉強時間を確保し続けないといけません。

今の私には資格継続は意味がないものだと思っています。十分CIAの試験にパスしたと言えるだけで価値がありますし、しつこい力💪にもさらに磨きがかかったので、実力のレベルは上がったと思います。

しつこい力💪は人生を切り開く。CIA試験に限りませんが、資格試験へのチャレンジは根気とお金が必要ですが、やめ時が難しいです。引き続きしつこく考えていきます。

ぺりぺりでした!

 

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ABOUT ME
ぺり
葉山のぺり しつこい力💪で働く女性の稼ぐ力・お金の力を引き上げるブログ運営 *米国大学院卒業後、米国上場企業で20年のキャリアを積む *激務と人間関係に疲れ果て脱サラ *Webデザイナーになるべく学校に通い、地元葉山でビジネス立ち上げに挑戦中 *しつこい力💪とキャリアを活かし勉強ブログ運営。一緒に勉強しましょう! *TOEIC 920点、米国公認会計士(USCPA)合格、公認内部監査人(CIA)ホルダーです。