葉山在住のぺりぺりです。私は20年間外資系企業でファイナンスでお仕事をしてきました。
その中でインターナルコントロールや内部監査に関わることが多かったのでCIAの資格試験にチャレンジしました。
フルタイムで働きながらでしたので時間の捻出に苦労しましたが、結果2021年7月1日から勉強を始め2022年3月18日に合格できました。9ヶ月半の戦いでした。
本当は6ヶ月で取ろうと思って始めたのですが無理でした。パート2が難題すぎてもう一生合格できないのではと思ったほどです。
この記事では自分のCIAチャレンジのきっかけと選んだ専門学校について書きたいと思います。
CIAとは
CIAとはCertified Internal Auditorの略で、公認内部監査人の資格です。アメリカ発祥の世界水準の認定制度で、組織の内部で働く内部監査人の知識技術を認定する資格試験です。
アメリカのIIAという機関の実施する試験ですが、幸運にも日本語での試験が受けられます。
ただし英語から日本語に訳された問題文等の日本語が不自然で、小難しい表現が使われているので日本語読解に苦労することが多々あります。英語の原文を読んだ方がすんなり入ってくる時はあります。
外資系企業においてCIAの評価
CIAの資格は外資系では広く認識されて、評価されます。
ただし、CPAやCMAの資格の認知度には及びません。外資系ファイナンスであっても、CIAと言われて、なんの資格かすぐにわかる人はそうはいません。ファイナンス内であれば認知度は高いです。
もちろん内部監査室などに勤めていれば話は別です。
認知度はそこまで無いにしても、昨今内部監査、内部統制、コンプライアンスが重要視されています。どこの外資系に行ってもCIAを保持しているということはある一定の評価をされます。
ただし、実務経験を伴わないとあまり意味がありません。CIAを取るのと同時に、内部統制のプロセスに関わる仕事や、コンプライアンス部などで修行をした方がいいと思います。
受験きっかけ
私がCIA試験を志したのは、ファイナンスコンプライアンス部のマネージャーになったことです。それまで、分析系の部署に長年勤めていて、コンプライアンスは苦手分野でした。
がっつりCIAの試験勉強をしながら実務をこなし、相乗効果で一気に合格へと駆けあがろうと思ったのです。
また、コロナの時期だったということもあり、在宅勤務100%でしたので、通勤時間を勉強時間に充てることができました。
浮いた時間をなんとか有効活用したいと思っていた自分にとっては、ベストマッチになりました。
専門学校
Abitus(アビタス)
アビタスという専門学校でCIAのオンラインコースで学びました。Abitusを選んでよかったです。
CIAはその他の学校もたくさん存在しますが、私はアビタス一択でした。理由としては質の良い教材、特にMC問題集がピカイチなところと、そして伊藤講師の存在です。
Abitus教材
教科書はコンパクトで学びやすいです。試験勉強に出てくる部分を全て抑え、余分なところはなるべく省いている教科書です。動画学習のポイントなどを自分で書く加えやすい余白が十分にあるところもGoodです。
そしてなんと言ってもアビタスの最大の武器とも言えるMC問題集は受験生の救世主です。問題集は小さいコンパクトなA6サイズです。持ち歩きにもよし、丁度いいサイズなんです。
そのMC問題集を反復して行うことで確実に合格の門が開かれるのです。
Abitus講師
そして講師群でピカイチの伊藤 勝幸先生です。何度伊藤先生に救われたと思ったか、数え切れないくらいです。
CIAの試験内容は正直地味で、真面目で、つまらない内容です。つまらない講義を受けていたら、すぐに眠ってしまうこと確実です。CIA試験勉強はいばらの道なんです。
そんなつまらない講義を、劇的に面白くしてくれるのが、伊藤先生です。本当に伊藤先生は生徒を飽きさせない天才だと思います。そして授業内容はキレキレで分かりやすい。
伊藤先生は実務を交えた具体的なエピソードを話してくれたり、面白い話を授業の各所に入れてくれるので、彼の面白話を聞きたくて、動画をさくさくとみるとことができます。
伊藤先生がいたからこそ、私は9ヶ月間勉強し続けられました。
資格試験は孤独で長い道のりです。そんな大変な道を伊藤先生は並走してくれます。伊藤先生ありがとうござます!
まとめ
今回は、CIAにチャレンジしたきっかけと、私が通った専門学校Abitusについてでした。
CIAとは何か、外資系企業における評価、Abitusを選んだ理由をお伝えしました。
資格試験は相当な時間、お金を投入する必要がある試験です。覚悟して臨みましょう。
しつこい力💪は人生を切り開く。CIA試験もしつこい力で合格できました。
ぺりぺりでした!