葉山のぺりです! 大手外資系企業ファイナンスで20年間お仕事をしてきました。
会社員の皆さん〜、配偶者を養う(扶養)する際に、家計にとって一番最適な配偶者の収入はいくらでしょうか?
103万円の壁は有名ですよね。なので、103万円と思われているひとが多いと思いますが、実は130万円未満なんです。(場合によっては106万円未満!)
今回は配偶者を養うときに使えるお得制度を正しく理解し、自分の家計の最適解を求めましょう。
のほほんと暮らしていると高い税金をただ払い続けることになります。それより知ることによって、搾取される人からコントロールできる人になりませんか? その為に一緒に勉強していきましょう!
自分のお金を守るために「配偶者のお得な制度」の勉強をしよう!

「配偶者を養う時のお得制度2つ」について以下の項目で勉強していきましょう
- 配偶者を養って得する制度は2種類
- 社会保険上の制度
- 税金上の制度
- 結局いくらお得なの?具体的なお金のシミレーション
それでは詳しく見ていきましょう!
配偶者を養って得する制度は2種類

配偶者を養って受けられる国が設定しているお得制度は2つあります。1つは社会保険上の扶養、2つ目は税金上の扶養制度です。
社会保険上 | 税金上の制度 | |
得をする人 | 養ってもらっている人 | 養う人 |
お得な内容 | 養ってもらっている人が、社会保険料(健康保険、年金)を払わなくていい | 養っている人が税金を減らす配偶者控除を受けられる |
条件 | 養ってもらってる人の年収による | 養っている人と養ってもらっている人の年収による |
詳しく見ていきましょう。
社会保険上のお得制度
養ってもらっている配偶者自身の社会保険を納めなくても良い制度です。社会保険とは年金と健康保険がメインです。条件をクリアーすれば社会保険上の配偶者扶養として社会保険を免除されます。
社会保険は高いです。条件にもよりますが配偶者の扶養から外れると20万円くらい毎年かかります。
社会保険上の配偶者扶養を受ける条件としては、養ってもらっている人の収入が壁となります。2つの壁があり106万円の壁と130万円の壁です。
130万円超稼ぐと無条件で社会保険に加入する必要が出てきます。
106万円を超えると、養ってもらっている人の労働条件によって社会保険に加入する必要が出てきます。その条件は以下の通りです。
- 1週間の所定労働時間が20時間以上
- 雇用期間が継続して2ヵ月を超えて見込まれる
- 賃金の月額が8.8万円以上
- 学生ではない(夜間の学生などは対象)
- 被保険者の総数が企業規模で常時101人以上の特定適用事業所に勤務(または任意特定適用事業所に勤務)
冒頭に、配偶者を養う(扶養)する際に、家計にとって一番最適な配偶者の収入はいくらでしょうか? 130万円と言いましたが、上記の条件に引っ掛かると、106万円未満が最適になります。
税金上のお得制度
税金上にも配偶者を養った時のお得制度はあります。養っている人が配偶者控除を受けられ、税金を安くできます。
配偶者控除が適応されると、養っている人の所得から控除分の金額が引かれ所得税、住民税が減ります。
配偶者控除を受けられるか、そしていくら控除を受けられるかは、養う人と養われる人の収入で変わってきます。
配偶者控除
養ってもらっている人の年収が103万円以下であれば、配偶者控除の対象になります。これが有名な103万円の壁ですね。
配偶者控除は最高38万円です。特例で配偶者が70歳以上になれば、「老人控除対象配偶者」になり最高が48万円の控除額になります。
養っている人、つまり控除を受ける納税者本人の所得によって控除額が変わってきます。昔はこの条件はなく一律38万円だったんですよ。どんだけ複雑にすればいいのでしょうか… …
控除を受ける納税者本人の合計所得額 | 控除額 | |
一般の控除対象配偶者 | 老人控除対象配偶者 | |
900万円以下 | 38万円 | 48万円 |
900万円超~950万円以下 | 26万円 | 32万円 |
950万円超~1,000万円以下 | 13万円 | 16万円 |
1,000万円超~ | 0万円 | 0万円 |
配偶者特別控除
103万円を超えて稼いでしまっても、配偶者特別控除という最後の砦があります。
配偶者特別控除は、養っている人と養ってもらっている人の年収によって控除の金額が変わってきて1万円から38万円の控除額になります。
養ってもらっている人の年収は103万円超、201万円未満が条件で、201万円以上になるとこの控除は受けられません。また養っている人は所得が1000万円以下であるのが条件です。
両者の給与額が上がっていくと、控除額はどんどん減る仕組みになります。最後には1万円の控除になってしまうので、あまり意味がないですよね。
38万円の満額をもらえるのは養ってもらっている人が150万円以下の年収の場合です。
よって、税制上の制度では年収150万円以下が一番お得となります。
なお、103万円を超えて稼ぐと、養ってもらっている人本人にも所得税が発生し出します。ちなみに住民税は100万円からです😅
で、結局いくら得するんですか?
結局いくらお得なの?具体的なお金のシミレーション

さて具体的に106万円の社会保障の壁に引っ掛からず130万円稼いだ場合と129万円稼いだ場合どれだけ負担が増えるのかシミレーションしてみましょう。
例えばうさPとうさ美ちゃんの場合、うさPの年収がが500万円、うさ美ちゃんを扶養していて、うさ美ちゃんの年収が130万円だった時と、129万円だった時、どれだけの違いがあるんでしょうか。
結論、概算ですが15万円くらい違います。129万円の年収で抑えたほうが得になります
年収 | 129万円の場合 | 130万円の場合 |
所得税、住民税 | 税金5万円ほど | 税金2万円ほど |
社会保険 | ゼロ(雇用保険は7千円) | 19万円ほど |
合計 | 6万円 | 21万円 |
上記の表を見てください。うさ美ちゃんが129万円もらった時、130万円もらった時の違いです。
一つ特殊事項が所得税と住民税なのですが年収が低いほうが税金が高くなっていますが、これは社会保険を払うと控除が受けられるため、130万円の年収の方が税金が低くなっています。
ただし、社会保険料がかなり違うために、合計では129万円の年収の方がお得になります。
実際にシミレーションするときは年収の増加と負担の増加を加味してバランスさせていく必要があります。
まとめ

以上、お金の勉強って楽しい!|配偶者を養う時に活用できるお得制度2つを知ろう をお伝えしました。
配偶者の扶養の際に使える制度2つについて以下を学びました。
- 配偶者を養って得する制度は2種類
- 社会保険上の制度
- 税金上の制度
- 結局いくらお得なの?具体的なお金のシミレーション
しつこい力💪は人生を切り開く。お金の勉強を続けることで、自分のお金に関心をもっと持って、自分の資産が守れる力がつきます。お金の勉強一緒に頑張りましょう!
ぺりでした!