葉山のぺりです。
おばちゃんが亡くなりました。おばちゃんが生前に献体(ケンタイ)に申し込んでいた為に、大学に引き取られて1年後に帰ってきます。 今回は献体について始めて知り、考えたことについて書きたいと思います。
献体とは
献体とはその漢字の通り、自分の体をささげて、大学などの研究機関で医学の発展の為に解剖などに使ってもらうというものです。
条件として、無償で、どんな使われ方をするなどの条件指定はできず、無条件での引き渡しとのことです。
献体をすると約1年〜3年遺体が家族のもとに戻ってこないそうです。 理由としては献体を腐らないように処理する時間が半年くらいかかる、そして解剖をする学生などのカリキュラムに合わせる必要があるからです。
献体を行うには本人と家族からの同意が必要になります。 そりゃそうですよね。 遺体が1年間以上帰ってこないんですもんね。
昨今献体をする人の数が増えているようです。 意外でした。
理由としては献体は無償ですが、火葬費用、搬送費用は負担してくれるので、家族の負担を少しでも減らそうと思うお年寄りが多いのと、身寄りのないお年寄りが増えてきているからではないかとのことです。 良い事ですが、切ないですね。。
おばちゃんの場合
うちのおばちゃんは生前、献体の団体に登録して、亡くなった後うちの父が団体に連絡し、その団体が連絡したその日のうちに遺体を引き取りに来ました。
お葬式は献体から帰ってきた後の1年後に行うそうです。 献体に出す前でもお葬式は簡単に済ますこともできるようです。
おばちゃんは自分の家族は居なく独り身で、弟であるうちのお父さんが面倒をみていました。
おばちゃん安らかに眠ってください。
自分だったらどうするか
自分だったら、自分の家族、そして自分の遺体を献体に出すかと言われると、悩みますが、やはり出したくはありません。
死んだ後自分の体がどうなるかなどわからないからどうとでも使ってください、それが医療の発展に貢献できるのであれば本望、と言えればいいのですが、やはり死んだ後も気になります。
どんな人にどのように取り扱われるのか、どんな解剖をやられるのか気になってしまいます。
ましてや自分の家族が死んでしまって、すぐに亡骸がどこかに連れて行かれて居なくなってしまうなんて悲しすぎます。
自分が1人生き残り天涯孤独で死ぬのであれば、献体を選択するかもしれません。
まとめ
以上献体についてでした。自分が知らないことは世の中にいっぱいあります。
今回の記事の内容は以下です。
1 献体とは ー医療の発展のために自分の体を捧げて、手術などに使ってもらう。腐敗しないような処理や手術のスケジュールに合わせる必要があるため、1年以上遺体は帰ってこない
2 おばちゃんの場合ー生前に献体を自ら選択。父に託す。
3 自分だったらどうするかー選ばない。(選べない)
人の役に立ちたいとは思いますが、難しい選択です。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
しつこい力💪は人生を切り開く!どう人の役に立てるのか、引き続きしつこく考えていきます。
ぺりぺりでした!