葉山のぺりです! 大手外資系企業ファイナンスで20年間お仕事をしてきました。
サラリーマンの皆さん〜、そして旦那さん奥様〜、103万円の壁って聞いたことありますか? 実はそれ以外にも判断を迫られる壁が複数あります。
この壁を知らないと、特に配偶者控除、扶養控除を申請している皆さんや、パートアルバイトをしている夫、妻、子供本人に制裁があります。
その制裁を回避する為に、5つの壁について知りましょう。
のほほんと暮らしていると高い税金をただ払い続けることになります。知ることによって、搾取される人からコントロールできる人になりませんか?
今回は税金、社会保険に関係してくる5つの壁の勉強をしましょう。一緒に勉強して、壁をぶち壊しましょう!
パートアルバイトで働く方や子供たちは特に気をつけないとダメだよね。実は私も103万の壁を超えてアルバイトしたことがあり、私の扶養申請をしていた経理部長の父に税務署から問い合わせが入ってバレてしまいました。ちゃんと見ているんだね〜。
自分のお金を守るために「5つの壁」の勉強をしよう!
おお、うさP。ダメダメ〜! 近い将来ウサミちゃんと結婚するでしょ。その時のために頭の片隅にでも置いておけば賢く自分のお金を守れるようになるから、一緒に勉強しよう!
「5つの壁」について以下の項目で勉強していきましょう。
- 5つの壁とは? 税金の壁と 社会保障の壁
- 「103万円の壁」ー 配偶者特別控除&扶養控除と所得税
- 「106万円」と「130万円の壁」は社会保健の壁
- 「150万円」は配偶者控除特別控除の壁
- 「201万円」は配偶者特別控除第2の壁
しつこい力💪は人生を切り開く。お金の勉強を続けることで、自分のお金に関心をもっと持って、自分の資産が守れる力がつきます。お金の勉強一緒に頑張りましょう!
ぺりでした!
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ぺりでした!
それでは詳しく見ていきます!
5つの壁とは? 税金の壁と 社会保障の壁
5個の壁は税金や社会保健額を低く抑えるための優遇処置を受けるための給与収入の壁です。103万円、106万円、130万円、150万円、201万円の壁がありそれぞれ、それ以上稼いだら控除が受けられなくなるなどの制裁が課されます。
「103万円の壁」ー 配偶者特別控除&扶養控除と所得税
103万円の壁はとっても有名ですよね。103万円を超えて稼いだら色々な税金が高くなります。
103万円を超えて稼いだ分には、本人の所得税がかかってきます。
ちなみに住民税は自治体によって異なりますが年収が93万ー100万円を超えた部分に課税されます。
所得税や住民税はその金額を超えた分だけに税金がかかってくるので多額の金額を超えない限りそこまで大きな問題にはなりません。
例えば103万円を超えて120万円稼いでしまった場合は、120万円ー103万円=17万円に5%の所得税率をかけた8500円が本人の所得税になります。
問題は配偶者控除や扶養控除が対象になっている夫や妻、親の方です。配偶者控除の控除額は最大38万円、最小13万円(納税者の年収によって控除額が変わる)、 扶養控除最大63万円、最小38万円(扶養している子供や親などの年齢や諸条件によって金額が変わる)ですので、結構な大きな税金が増えることになります。
控除額に税率をかけた金額が税金の増加額となります。例えば配偶者控除38万円がなくなってしまうとすると、所得税の税率が20%の場合は38万円x20%の7万6千円所得税が増えることになります。
どこからきたの?103万円という数字
そもそも103万円という数字はどこからきたのでしょうか。103万円は基礎控除48万円と給与所得控除55万円を足し合わせた数字です。
「控除」とは差し引くという意味で、税金がかかる課税所得から差し引ける部分で、控除が大きければ大きいほど税金が低く抑えられます。
サラリーマンであれば、基礎控除と給与所得控除を自分が稼いだ収入から差し引けます。基礎控除は合計所得額が2400万円以下であれば48万円と一律決まっています。給与所得控除は給与の額に応じて変わってきますが最低額が55万円です。
よって基礎控除48万円と、最低給与所得控除額55万円を足し合わせた103万円がギリギリ所得税を納めなくていい数字ということになります。
「106万円」と「130万円の壁」は社会保健の壁
103万円の壁の次に意識しておきたいのが、「106万円の壁」です。年収が106万円を超えると、月収や勤務時間などの諸条件が合致すれば社会保険に加入する必要があります。諸条件に合致しなければ次の「130万円の壁」で全員社会保険に加入しないといけません。
ちなみに社会保険とは健康保険と、年金になります。
社会保険が106万円を超えた時点で適応される諸条件は以下になります。
この諸条件に該当しなくても、130万円以上稼いだら無条件で社会保険に加入する義務が生じます。
社会保障の健康保険と年金は、かなりの負担アップになりますので、どれくらいの負担が増加するのかを調べ、自分の所得増加見込み金額と比べての判断が必要になります。
「150万円」は配偶者控除特別控除の壁
103万円の壁を飛び越してしまうと配偶者控除が受けられなくなりますが、救済処置として収入が103万円超150万円以下であれば、配偶者特別控除38万円分の控除が受けられます。
150万円を超えると、徐々に控除額が減る仕組みになっています。
38万円は配偶者控除の額と同じ額ですので、実質103万円の壁が150万円になった?と思うのですが、配偶者の方の所得控除の方は正しいのですが、103万円の壁は本人の税金発生の壁も兼ねていますので、そちらは残ります。
また38万円満額で受け取るためには、配偶者の合計所得金額が900万円以下でないとダメです。
色々な条件があって複雑ですね!!!
「201万円」は配偶者特別控除第2の壁
150万円の壁を超えても年収が201万円以下であれば、配偶者特別控除が受けられます。配偶者特別控除は年収150万円を超えると段階的に減っていきます。
配偶者の課税所得と、本人の所得の組み合わせで控除の金額が決まり、一番低いと控除が1万円になってしまいますので、それであればもっと稼いだほうがいいという結論になるかもしれませんので、自分の控除額をしっかり見て、判断していきましょう。
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まとめ
以上、お金の勉強って楽しい!|103万円の壁だけじゃない。収入の5つの壁を勉強しようをお伝えしました。
5つの壁について勉強しました。これらの壁をよく理解することによって、一番お得な税金になるようにしっかりとコントロールしていきましょう。
- 5つの壁とは? 税金の壁と 社会保障の壁
- 「103万円の壁」ー 配偶者特別控除&扶養控除と所得税
- 「106万円」と「130万円の壁」は社会保健の壁
- 「150万円」は配偶者控除特別控除の壁
- 「201万円」は配偶者特別控除第2の壁
しつこい力💪は人生を切り開く。お金の勉強を続けることで、自分のお金に関心をもっと持って、自分の資産が守れる力がつきます。お金の勉強一緒に頑張りましょう!
ぺりでした!